短刀

商品番号:

兼友(関)

刃長九寸四厘弱(27.4cm)
反り六厘半(0.2cm)
元幅八分五厘(2.58cm)
重ね一分六厘半(0.5cm)
素銅地一重鎺
彫刻 表 棒樋中に素剣
   裏 棒樋中に護摩箸
黒石目地塗印籠刻鞘小さ刀拵入
拵全長一尺四寸八分五厘(45cm)
柄長三寸八分(11.5cm)
平成23年岐阜県登録(80305号3月11日)

 戦国武将が太刀に差し添えたとみられる短刀。身幅広く重ね薄く僅かに反りついて寸法延び、ふくら枯れごころとなって刃先鋭く、表裏の彫で姿は一段と引き締まって精悍。地鉄は小板目肌詰み、小粒の地沸ついて関映り立つ。刃文は伊勢村正の如く、表裏揃いごころとなった互の目乱で、小互の目、浅い湾れ、山形の刃、片落ち風の刃を交えて高低に変化し、小沸ついて匂口きりりと締まって明るく、刃中匂で冷たく澄み、刃味の良さを感じさせる。帽子は小丸に返る。作者は美濃国関の刀工兼友(かねとも注)で、時代は信長が足利義昭を追放し、長篠の合戦で勝利し、安土城を築いた天正頃。鑢目は細かな檜垣で美濃物の特色が顕著である。
 拵は印籠刻の黒石目地塗鞘の洒落た作で、桐唐草文の小鐔が付された小さ刀拵の様式。柄は二匹蝶図の目貫を付して黒糸で巻き締められ、立鼓がとられて掌の収まり優れ、砂潜龍に立浪図銀の縁頭が付されて見栄え良く、葵紋と右三つ巴紋の折金が拵の格調を高めている。海老図が銀象嵌された鉄の小柄もおめでたい印象である。
注:『室町期美濃刀工の研究』に天正二年十一月日紀の兼友作と銘した、九寸二分の皆焼出来の短刀が載せられている。
保存刀剣鑑定書(関) 

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