商品番号:

無銘 運壽 信一

武蔵国―丹波国 安政頃 約156年前
刃長二尺三寸六分二厘強(71.6cm)
反り八分五厘強(2.6cm)
元幅一寸一分七厘(3.55cm)
先幅九分八厘弱(2.98cm)
棟重ね一分五厘(0.45cm)
鎬重ね二分四厘強(0.75cm)
素銅地一重ハバキ 白鞘付
黒石目地塗鞘打刀拵入
拵全長三尺三寸六分六厘(102cm)
柄長八寸五分八厘(26cm)
平成28年東京都登録(315919号8月26日)

 迫力の姿である。身幅頗る広く、元先の幅差殆どなく、鎬地の肉が大胆に削ぎ落されて総体に鎬筋張り、反り高くついて鋒大きく延びてふくらやや枯れ、山浦清麿を連想させる剛毅な姿。手持ちはズシリと重く、打ち振るえばいかなる堅物をも断ち切らんばかりの威力を備えている。
 鎬地に柾目強く流れ、平地は板目に杢を交えて肌目起ち、地沸厚く付いて肌硬く締まる。刃文は華麗な互の目丁子。花弁形の刃、尖りごころの刃を交えて広狭高低に変化し、飛焼かかり、匂口締まりごころに小沸ついて刃縁は明るい。圧巻は黒光りする金筋。元から先まで、細かな砂流しと共に長く射した匂足を遮るように流れ、特に差裏の刃区上には太く長い金筋が躍動し、迫力がある。帽子は激しく乱れ込み、金線・砂流しを伴い小丸に返り、鎬地にも飛焼かかる。刃中は匂で冷たく澄み、切れ味の良さを感じさせる。豪壮な姿で、刃文も変化に富んで、まさに胸躍る一刀。
 幕政期に、或いは志津として所持されていたものであろうか。今日の鑑定では、姿、手持ちの重さ、刃文構成等からの判断であろう、江戸後期、丹波綾部藩九鬼家に仕えた運壽(うんじゅ)信一(のぶかず)と極められて鑑定書が付されている。小沸出来の丁子はなるほど、師石堂運壽是一のそれに近似している。腕に覚えのある武士が所持した作であろう。唐花小透の鉄鐔の掛けられた簡素で武骨な打刀拵が付帯している。
保存刀剣鑑定書(運壽信一)
価格70万円(消費税込み)

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