和泉守兼定 慶応三卯年八月日

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江戸時代後期

慶応

陸奥国

Kanesada

 新撰組副長土方歳三の生家に伝わる茶石目地塗鞘打刀拵入慶応三年二月日紀の兼定の刀は、その愛刀と伝える。土方の愛刀と同じ年紀を刻す和泉守兼定の刀。重ね厚く鎬筋が張って反りを控え、中鋒延びごころの精悍な造り込み。柾鍛えの地鉄は肌目に沿って地景が入る。細直刃の刃文は純白の小沸が付いて刃縁明るく、物打付近で焼が強くなり、刃境に湯走り、小形の金線、砂流しが掛かって二重刃となる。
和泉守兼定 慶応三卯年八月日

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